自分が「調子がいい」と分かっている場合は

余計なことをして失敗するのがいつものパターンなので、教訓になる。
余計なことをせず、人が望むことだけをするというのがよいと思う今日この頃。

 次に、自分自身も「調子がいい」と分かっている人がどう振る舞えばいいか、見ていきます。

 調子のいい人はムードメーカーとしての力も持っていますから、その力を生かしつつ、余計なことをしないように注意することが大事です。

 そして、何かに口や手を出す場合にまず、「これは本当に相手のためにやることなのか、それとも自分が首を突っ込みたいだけではないのか」を考えましょう。そして相手に「こういうふうにサポートしたいけど、迷惑ではない?」と確認してみましょう。

 そして、自分が「早飲み込みしがち」「早合点しやすい」と分かっている人は、確認作業を念入りにしましょう。

 例えばメールは、画面上で見るだけでなくプリントアウトして確認する。プリントしたものを読むだけでは不安なら、アンダーラインを引きながら読む。会議や電話に出る時も必ずメモを取る。メモを取ったら、きちんとそれを確認する。

 もし相手に頼めるならば、「今日の話の内容をまとめてメールで送ってほしい」などと頼みましょう。

 このように、周囲の人にフォローしてもらうのもいいでしょう。くれぐれも「自分はできない性格なんだから、フォローしてくれて当たり前」と開き直らずに、フォローしてくれた人への感謝をお忘れなく。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20081006/172835/