心のあり方
「どんな状態が自分にとって安定している状態か?」というのは、なかなか自分にはわからんもんです。人生34年を迎えて、ようやく最近自分にとって安定している状態というのがわかってきた気がする。
それは
あるがままの心の状態をそのまま受け入れる
って思ってる。
私は他人というか周りの感情をまともに影響を受けるタイプなので、周りが不機嫌そうだとか、緊張している雰囲気というのがすごく苦手だった。
そんな雰囲気にはまると、場の空気を和ませようとして、それで自分が疲れるというのがいつものパターン。
頭では他人の感情に影響を受けるなど、無駄なことだとわかっていながら、心は反応してしまうという矛盾。
その根源にあったのは、「周りに影響を受けてるようではダメだ!」と自分が思いこんでいた事。頭と心がよく喧嘩するもんだから、それだけで疲れてしまっていたわけですな。
で結局なにが悪かったかと言えば、私の場合は頭=理性を重視しすぎて、心=感情を抑圧しすぎていた事だったわけ。
ほんとは、人間の主人は心なんだと思う。
私は頭を主人だと思い込んだために、体の中で権力闘争をやってたような気がする。
うんでもって何を変えようとしたか?と言えば、
自分の心が感じた事を頭で否定しない
という風にしたわけだ。
技法的には、心と頭が喧嘩をはじめそう(心が不安になったり、頭がカッとしたり)なったら、
深呼吸するようにした
というだけ。
34年掛かってようやくたどり着いたわけだけど、自分にとっては素晴らしく画期的な出来事だったわけですわ。
子供の頃からわかっている人にとっては当たり前の事なんだろうけどねー
もっとも今までの気質のおかげで、危機感が常にあってそれが様々な知識を蓄える原動力にもなっていたわけだし、周りの人からあまり嫌われず、評価してもらえる要因だったのだから、一概にすべてが悪かったわけじゃない。
ま〜言えることは、
「頭君、今まで頑張ってくれてありがとう!でもこれからはほどほどで良いよ!」
って事ですな。